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防災用品をそろえようと調べていると、よく見かけるのが「非常食は最低3日分」という言葉。でも、どうして3日分なんでしょうね。

3日経てば助けが来るから?それとも、3日くらいなら食料がなくても何とかなるから?

実は、非常食が3日分必要といわれるのには、災害が起きてからの救助活動や、食料が届くまでの時間が関係しています。

しかも、最近では3日分だけでなく、できれば1週間分の備蓄がすすめられているんです。

そうなると気になるのが、具体的に何をどれくらい用意すればいいのかということ。

1人なら9食分と聞きますが、4人家族なら36食分。水も1人1日3リットルが目安とされているので、家族の人数が増えるほど準備する量も多くなります。

非常食を何からそろえようか迷っているあなたに向けて、3日分必要とされる理由から、おすすめの食品、無理なく備蓄を続ける方法までまとめました。

全部を一度に買いそろえなくても大丈夫。まずは、今の備えで足りているのかを確認するところから始めてみましょう。

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✅この記事を読むことで分かること

  • 非常食が3日分必要とされる理由と72時間の関係
  • 3日分と7日分の違いや家族ごとの備蓄量
  • 非常食と飲料水の具体的な選び方
  • 家族向け非常食セットとローリングストックの方法

非常食はなぜ3日分必要?72時間の根拠

非常食は3日分と言われても、その理由まで詳しく説明できる人は少ないかもしれません。
私も、防災について考えるなら、まずはこの3日間にどんな意味があるのか知っておきたいと思います。
なぜなら、3日分という数字だけを覚えていると、それさえ用意しておけば十分だと思ってしまうこともあるからです。
まずは、災害が起きた直後の状況から見ていきますね。

災害直後の72時間は人命救助が優先される

非常食を最低3日分備える理由の一つが、災害発生から約72時間は人命救助が特に重要になるということです。

大きな地震が起きれば、建物が倒れたり、道路が壊れたり、土砂崩れが発生したりすることがあります。

そんなとき、消防や警察、自衛隊などがまず力を注ぐのは、倒壊した建物の下に取り残された人や、けがをした人を助ける活動です。

もちろん食料や飲み水を届けることも大切なのですが、災害直後は限られた人員や車両を使って、救助活動と物資の輸送を進めなければなりません。

そのため、すべての家庭に食料が行き渡るまでには時間がかかる場合があります。

そこで、支援が十分に届くまでの間は、自宅に備えていた食料や水を使って生活できるようにしておこう、という考え方なんですね。

非常食を3日分備える主な理由

  • 災害直後は救助・救急活動が優先される
  • 支援物資の手配や輸送には時間が必要
  • 道路や物流施設が被災することもある
  • 支援が届くまで各家庭で食料を確保する必要がある

ただ、ここで勘違いしたくないのが、72時間は食料支援が行われないという意味ではないこと。

災害の規模や地域によっては、もっと早く食料が届けられる場合もあります。

反対に、被害が大きければ3日経っても十分な支援が届かないことだって考えられます。

3日分というのは、3日後の安全が約束される数字ではなく、まず家庭で確保しておきたい最低限の備えなんです。

救援物資が届くまで時間がかかる理由

災害が起きたとき、行政が用意した食料があれば、すぐに届けてもらえそうな気もしますよね。

ところが、食料があることと、それを届けられることは別の話です。

例えば、地震で道路に大きな亀裂が入ったら、トラックはその道を通れません。

橋が壊れたり、土砂崩れで道がふさがれたりすれば、遠回りしなければならないこともあります。

さらに、物資を保管している倉庫そのものが被災する可能性も。

災害時には、普段なら当たり前に動いている物流が、思うように機能しなくなることがあるんです。

救援物資が届きにくくなる原因

  • 地震で道路や橋が壊れてしまう
  • 土砂崩れや浸水で通行できなくなる
  • 交通渋滞で輸送に時間がかかる
  • 物流倉庫や配送拠点が被害を受ける
  • 燃料やトラックの運転手が不足する
  • 避難者の人数や必要な食料を把握するまでに時間がかかる
  • 届いた物資の仕分けや配布が追いつかない

こうして並べてみると、食料を届けるだけでも、いくつもの問題を乗り越えなければならないことがわかります。

農林水産省の食品ストックガイドでは、公的な支援物資が届き始めるのは4日目以降という想定も紹介されています。

もちろん、どの災害でも4日目に必ず届くというわけではありません。

実際の到着時期は、道路の状況や被災地域の広さによって大きく変わります。

近所のスーパーが開いているとも限らない

もう一つ考えておきたいのが、いつものお店で食料を買えなくなる可能性です。

家の近くにスーパーやコンビニがあれば、食料をたくさん備えなくても大丈夫だと思うかもしれません。

でも、停電でレジが使えなかったり、従業員がお店に来られなかったりすると、営業自体が難しくなります。

たとえ営業していても、水やパン、カップ麺などは多くの人が必要とするため、売り切れることも考えられます。

お店があっても商品がない。商品はあっても買いに行けない。

そんな状況を想定しておくことも、防災では大切ですね。

食料があっても調理できないことがある

冷蔵庫に食材が入っているから安心、とは言い切れないのも災害時の難しいところです。

停電すれば電子レンジや炊飯器は使えませんし、ガスが止まればコンロも使えなくなります。

断水していれば、お米を炊くための水を確保することも難しくなります。

だからこそ、開封するだけで食べられる食品を備えておくことが役立つんですね。

また、冷蔵庫や冷凍庫も、長時間の停電によって食品が傷むことがあります。

停電後の食品には注意

冷蔵庫に入っていた食品でも、安全な温度で保存できていなければ傷んでいる可能性があります。見た目やにおいだけで判断できない場合もあるため、安全性が疑わしい食品は食べないようにしましょう。

普段の生活ではそれほど意識しませんが、食事を作るためには電気やガス、水道が必要なんですよね。

非常食を選ぶときは、保存期間だけでなく、災害時にどうやって食べるのかまで考えておきたいところです。

非常食は3日分で足りる?7日分との違い

ここまで読むと、3日分だけで本当に足りるのかな、と少し心配になりますよね。

実際、現在の防災関連資料では、最低3日分、できれば1週間分程度の備蓄がすすめられています。

3日分というのは、あくまで最初に確保しておきたい量です。

大きな災害では道路や物流の復旧に時間がかかり、1週間程度、普段どおりに食品を購入できない場合もあります。

特に南海トラフ巨大地震のように広範囲で被害が出る災害では、支援を必要とする人も多くなります。

そのため、3日分を確保したら、次は7日分を目指して少しずつ増やしていくといいですね。

3日分と7日分の備蓄量を比較

比較項目 3日分 7日分
備蓄の目安 最低限の量 できれば備えたい量
日数 72時間 168時間
1人分の食事 9食 21食
1人分の水 9L 21L
備蓄する目的 災害直後の食料確保 支援や物流の遅れにも備える

※1日3食、水は1人1日3Lとして計算した一般的な目安です。

こうして見ると、7日分となると食料も水もかなりの量になります。

収納場所も必要ですし、一度に購入するとなると負担に感じるかもしれません。

だからといって、準備が大変だから何もしない、というのはもったいないですよね。

まずは3日分を確保する。そのあと普段の買い物に合わせて少しずつ増やす。

そんな進め方なら、取り組みやすいかなと思います。

3日分より多めに備えておきたい家庭

住んでいる場所や家族の状況によっては、1週間分でも足りない可能性があります。

例えば、山間部や離島など交通手段が限られている地域では、道路が使えなくなると孤立してしまうこともあります。

また、赤ちゃんや食物アレルギーがある家族がいる場合は、一般的な救援物資では食事に対応できないことも。

特にアレルギー対応食品などの特殊な食品については、少なくとも2週間分の備蓄をすすめている自治体もあります。

自宅周辺のハザードマップを確認しながら、家族に必要な備蓄量を考えておきたいですね。

非常食3日分は何食必要?家族別の目安

非常食を準備するときに迷いやすいのが、どのくらい買えば3日分になるのかということ。

計算自体は難しくありません。

1日3食として考えると、1人分は3日間で9食です。

2人なら18食、4人家族なら36食となります。

家族の人数別に必要な食事数

家族の人数 3日分 7日分
1人 9食 21食
2人 18食 42食
3人 27食 63食
4人 36食 84食
5人 45食 105食
6人 54食 126食

※1人1日3食として計算しています。年齢や体格、活動量などによって必要な量は変わります。

例えば、夫婦と子ども2人の4人家族なら、3日分で36食が一つの目安になります。

ただ、ここで気をつけたいことがあります。

それは、食品が36個あれば36食分になるとは限らないということです。

パックご飯1個ではおかずが足りませんし、小さな保存パン1個だけでは十分なエネルギーをとれない場合もあります。

ご飯と缶詰を組み合わせたり、スープや野菜ジュースを添えたりして、1食として何を食べるのか考えておくとわかりやすいですよ。

非常食は1日3食で準備したほうがいい?

災害時は食事を減らせばいいと思う方もいるかもしれません。

でも、慣れない環境で過ごすだけでも疲れますし、片付けや移動で体力を使うこともあります。

最初から1日1食や2食しか備えないのではなく、基本は1日3食として考えておきたいですね。

もちろん、小さな子どもと大人では食べる量も違います。

家族全員が同じ量を食べる前提ではなく、それぞれの年齢や体調に合った量を用意することが大切です。

備蓄する水はなぜ1人1日3リットル?

非常食と一緒に忘れたくないのが水の備蓄です。

水は、飲み水としてだけでなく、食品の調理にも使います。

農林水産省などでは、飲用と調理用を合わせて、1人1日約3Lの備蓄がすすめられています。

3日分なら1人9L、7日分なら21Lですね。

どうしてそんなに必要なのかというと、普段私たちは飲み物だけでなく、食事からも水分をとっているからです。

災害時には食事内容が変わり、水分の多い食品が手に入りにくくなることもあります。

それに、アルファ米を戻したり、インスタント食品を作ったりするときにも水を使いますよね。

そうしたことも考えて、1日約3Lという目安が示されています。

家族の人数別に必要な水の量

家族の人数 3日分 7日分
1人 9L 21L
2人 18L 42L
3人 27L 63L
4人 36L 84L
5人 45L 105L

4人家族なら、3日分で36L。

2Lのペットボトルなら18本なので、6本入りケースを3ケース用意する計算になります。

数字にしてみると、想像していたより多いと感じるかもしれませんね。

ちなみに、この1日3Lという量には、トイレや洗濯などで使う生活用水は基本的に含まれていません。

生活用水は別に備える必要があります

手洗いや身の回りの清潔を保つための水も必要です。ただし、地震などで排水管が壊れている可能性がある場合、トイレに大量の水を流すのは危険です。排水設備の安全が確認できるまでは、携帯トイレの使用も考えておきましょう。

水は重いので、保管場所も大切です。

高い棚に積み上げるのではなく、低くて安定した場所に置いておくといいですね。

非常食はなぜ3日分?必要な備蓄と選び方

非常食が3日分必要とされる理由がわかったところで、次は実際に何を備えるか考えてみましょう。

非常食というと乾パンやアルファ米を思い浮かべますが、それだけでそろえる必要はありません。

普段食べている缶詰やレトルト食品も、立派な備蓄になります。

長く保存できることはもちろん、家族が食べられる味か、調理できないときにも使えるか、といった点も大切ですよ。

非常食3日分は何を用意すればいい?

非常食を準備するときは、まずご飯やパンなどの主食を思い浮かべる方が多いと思います。

でも、3日間ご飯やパンばかりでは、栄養が偏ってしまいますよね。

農林水産省の食品ストックガイドでも、主食だけではなく、主菜や副菜を組み合わせることがすすめられています。

難しく考える必要はありません。

普段の食卓と同じように、ご飯やパンにおかずを合わせるイメージで準備してみましょう。

大人1人分の非常食3日分の具体例

種類 食品の例 数量の目安
主食 アルファ米・パックご飯 6食分
主食 保存パン・シリアル 3食分
主菜 魚・肉・豆の缶詰 3~6個
主菜 レトルトのおかず 3個
副菜 野菜ジュース 3本
副菜 野菜の缶詰 2~3個
補助食品 栄養補助食品 適量
間食 ビスケット・ようかん 適量
水 保存水など 9L

※あくまで組み合わせの一例です。必要なエネルギー量や食事量は、年齢や体格などによって異なります。

こうして見ると、非常食だからといって特別な食品ばかりを用意する必要はないことがわかります。

例えばサバ缶やツナ缶なら、普段の食事にも使えますよね。

レトルトのおかずも、常温保存できる商品なら備蓄に取り入れやすいと思います。

主食はご飯とパンを組み合わせる

主食には、アルファ米や保存パン、パックご飯、シリアルなどがあります。

アルファ米は長期保存できる商品が多く、備蓄用として便利です。

ただし、水やお湯を加えて戻す必要があるものが一般的なので、準備するときは調理方法を確認しておきましょう。

また、パックご飯も商品によっては加熱が必要です。

一方、保存パンやクラッカーなどは、開封するだけで食べられるものが多いので、調理できない場合にも役立ちます。

私は、災害直後に食べるものと、カセットコンロなどを使えるようになってから食べるものを分けておくと、使いやすい備蓄になると思います。

缶詰やレトルト食品でおかずを確保

主食だけでは、たんぱく質などが不足しやすくなります。

そこで用意しておきたいのが、魚や肉、豆などの缶詰です。

  • サバ缶
  • ツナ缶
  • イワシ缶
  • 焼き鳥缶
  • 豆の缶詰
  • 常温保存できるレトルトのおかず

缶詰は比較的長く保存でき、そのまま食べられるものも多いので助かりますね。

ただし、缶切りが必要な商品もあるため、開け方まで確認しておきたいところです。

野菜ジュースやお菓子もあると便利

災害時には、生野菜や果物を手に入れることが難しくなる場合があります。

そんなときのために、野菜ジュースや野菜の缶詰、ドライフルーツなども備えておくといいですね。

また、ビスケットやようかんなどのお菓子も、手軽にエネルギーを補える食品として利用できます。

特に小さな子どもは、慣れない環境で食欲が落ちることもあります。

普段から食べている好きなお菓子があると、口にしやすいかもしれません。

ただし、お菓子だけでは必要な栄養を十分にとれません。あくまで主食やおかずを補うものとして考えましょう。

非常食におすすめの食品と選び方

非常食を選ぶとき、賞味期限が長ければ安心と思いがちです。

でも、いざというときに食べられなければ意味がありませんよね。

例えば、アルファ米をたくさん準備していても、水が不足していれば調理できなくなる場合があります。

家族が苦手な味の食品ばかりだと、思うように食べられないかもしれません。

そこで、購入するときには保存期間以外にも確認しておきたいことがあります。

加熱しなくても食べられるか

災害時に役立つのは、開けるだけですぐに食べられる食品です。

保存パンやクラッカー、そのまま食べられる缶詰などは、調理器具がなくても利用しやすいですよね。

電気やガスが使えない状況も考えて、加熱不要の食品を一定量備えておくことをおすすめします。

水が必要な食品ばかりになっていないか

アルファ米やカップ麺、フリーズドライ食品は便利ですが、水やお湯を必要とするものがあります。

飲料水が限られる災害時には、調理に使う水も大切です。

そのため、水を使わずに食べられる食品と組み合わせておくと安心ですね。

家族が食べ慣れているものか

どんなに長期保存できても、家族が食べられない味では困ります。

特に子どもや高齢者がいる家庭では、初めて食べる非常食が口に合わないことも考えられます。

購入したら一度試食して、味や量、食べやすさを確認しておくのもいいと思います。

防災のために購入した食品を、普段の食事で試してみるのも一つの方法ですよ。

賞味期限と保存場所を確認する

非常食には3年保存や5年保存、7年保存など、さまざまな商品があります。

ただし、同じ種類の食品でも保存期間が同じとは限りません。

購入するときは、商品の賞味期限と保存条件を確認しておきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は、決められた保存方法を守った場合に、おいしく食べられる目安です。一方、消費期限は安全に食べられる期限を示します。

賞味期限を過ぎても直ちに食べられなくなるとは限りませんが、災害時に安心して利用できるよう、期限内に使える状態を保っておきましょう。

また、缶詰が膨らんでいたり、包装が破れていたりする場合は、食べないようにしてくださいね。

4人家族向け非常食3日分セットのおすすめ

非常食は家族4人分で36食。

そう聞くと、一つずつ選ぶのは大変そうだなと思いませんか?

主食やおかずを組み合わせながら、必要な数を計算するのは意外と手間がかかります。

そんなときは、最初から家族の人数と日数に合わせてまとめられた非常食セットを利用するのも一つの方法です。

今回紹介したいのが、防災専門店ピースアップの4人用・3日分の非常食セットです。

ピースアップの非常食セットの特徴

 

 

ピースアップでは、家族4人分の3日間の食事を想定した長期保存タイプの非常食セットが取り扱われています。

アルファ米や携帯おにぎり、保存パンなどを組み合わせた内容で、箱入りになっているのも特徴です。

家族分の非常食をまとめて保管したい方には、選択肢の一つになると思います。

ピースアップの4人用非常食セット

  • 4人用・3日分として計36食を用意
  • アルファ米や保存パンなどを組み合わせた内容
  • 5年保存をうたう長期保存タイプ
  • 箱入りでまとめて保管しやすい
  • 水あり・水なしなどのセットがある

商品によって内容や保存期間が異なる場合があるため、購入するときは最新の情報を確認してくださいね。

なお、楽天市場の商品ページでは、週間ランキング1位の獲得実績が案内されている商品もあります。

ただし、ランキングは対象のカテゴリーや集計期間によって変わります。現在も1位という意味ではありません。

ご飯とパンの両方を備えられる

セット商品の便利なところは、食品を一つずつ選ぶ手間を減らせることです。

アルファ米のように水やお湯で戻して食べる食品と、開封してすぐ食べられる保存パンなどを組み合わせているのもいいですね。

同じ食品ばかりでは飽きてしまうこともありますし、災害時に調理できるかどうかもわかりません。

いくつかの種類があると、そのときの状況に合わせて選びやすくなります。

ただし、36食という表記だけで、家族全員に必要な栄養やエネルギーが十分に確保できるとは限りません。

内容量や栄養成分を確認し、不足するものは缶詰や野菜ジュースなどで補うといいでしょう。

水が付いているかも確認しておこう

セットを購入するときに、見落としたくないのが水の量です。

ピースアップには水付きのセットもありますが、それだけで4人家族の3日分に必要な水がすべてそろうとは限りません。

例えば、2Lの保存水が4本付いている場合、水の量は合計8Lです。

4人家族の3日分の目安は36Lなので、残りは別に用意する必要があります。

非常食セットだけで備蓄を完了しないこと

36食分の食品がそろっていても、水が十分とは限りません。アルファ米などの調理に使う水も考えながら、必要な備蓄量を確認してください。

非常食セットは、家族分をまとめて準備したい方には便利です。

ただし、セットを買っただけで防災対策がすべて完了するわけではないので、ほかに必要なものも確認しておきたいですね。

こんな家庭にはセット商品も便利

  • 4人家族の非常食をまとめて用意したい
  • 何を何個買えばいいかわからない
  • 長期保存できる食品を選びたい
  • ご飯とパンの両方を備えておきたい
  • 箱にまとめて収納したい
  • 会社や団体の備蓄を考えている

一つずつ食品を選ぶのが苦手な方は、こうしたセットを最初の備えとして活用するのもいいと思います。

ピースアップ公式サイトで4人用非常食セットを見る

価格やセット内容、保存期間、在庫状況は変更される場合があります。購入前に商品ページを確認してくださいね。

ローリングストックで備蓄する方法

非常食を備えたいと思っても、専用の商品をまとめて購入するのは大変ですよね。

そんなときに取り入れやすいのが、ローリングストックです。

ローリングストックとは、普段食べている食品を少し多めに買っておき、使った分を買い足していく備蓄方法です。

わざわざ防災専用の食品をたくさんそろえなくても、いつもの買い物の中で備蓄を増やしていけます。

ローリングストックのやり方

  1. 普段食べている食品を少し多めに買う
  2. 賞味期限が近いものから使う
  3. 使った分だけ新しく買い足す
  4. 必要な量を常に残しておく

例えば、パックご飯を9個用意しておいて、普段の食事で3個食べたら3個買い足す、という感じです。

これなら、食品を無駄にしにくいですし、普段から食べ慣れているものを備えておけます。

特別なことをしなくても続けやすいのが、ローリングストックのよさですね。

普段の食品でも非常食になる

ローリングストックには、次のような食品が使えます。

  • パックご飯
  • レトルトカレー
  • 魚や肉の缶詰
  • シリアル
  • 乾麺
  • インスタントスープ
  • 野菜ジュース
  • クラッカーやビスケット

特に缶詰やレトルト食品は、普段の食事にも取り入れやすいですよね。

ただし、食品によっては加熱や水が必要です。

ローリングストックだけに頼らず、加熱しなくても食べられるものも準備しておきましょう。

食べた分を補充するのを忘れない

ローリングストックで気をつけたいのが、使った食品を買い足し忘れることです。

気づいたらストックがほとんどなくなっていた、という状態では災害時に困ってしまいます。

買い物に行く前にストックを確認したり、収納場所を決めたりしておくと管理しやすくなりますよ。

賞味期限が近い食品を手前に置いておくのもおすすめです。

非常食の保管場所も考えておこう

非常食は、直射日光が当たらず、高温多湿になりにくい場所に保管するのが基本です。

キッチンやパントリーにまとめておくのも便利ですが、災害時に棚が倒れて取り出せなくなる可能性もあります。

そこで、食品の一部を別の場所に分けておく方法もあります。

また、水のケースなど重いものは、落下しないよう低い場所に置いておくと安心ですね。

賞味期限や数量は、年に数回など定期的に確認しておきましょう。

子どもや高齢者の非常食で注意すること

家族の非常食を準備するとき、人数分をそろえることばかりに目が向きがちです。

でも、子どもや高齢者がいる場合は、食品の種類にも気を配りたいところです。

大人向けの非常食が、小さな子どもには硬すぎたり、高齢者には飲み込みにくかったりすることもあります。

また、アレルギーや持病によって、食べられるものが限られている方もいますよね。

いざというときに困らないよう、家族それぞれに合った食品を考えておきましょう。

赤ちゃんがいる家庭の場合

赤ちゃんがいる家庭では、普段使っているミルクや離乳食を備えておく必要があります。

  • 粉ミルクや液体ミルク
  • 調乳に適した飲用水
  • 月齢に合った離乳食
  • 食べ慣れたベビーフード
  • 哺乳瓶や授乳用品
  • 使い捨てスプーンや紙コップ
  • おむつやおしり拭き

液体ミルクは、調乳用の水やお湯が不要な商品もあるため、断水時に役立ちます。

ただし、開封後の扱いや授乳用品の衛生管理には注意が必要です。

赤ちゃんの月齢によって必要なものも変わるので、成長に合わせて備蓄を見直したいですね。

幼児には食べ慣れたものを

小さな子どもは、慣れない環境で食欲が落ちることもあります。

大人向けの非常食は味が濃かったり、硬かったりして、食べにくい場合もあります。

そのため、普段から食べている食品や、年齢に合ったベビーフード・幼児食などを用意しておくといいと思います。

また、飴や硬い食品など、年齢によって窒息の危険があるものには気をつけてくださいね。

高齢者には食べやすい食品を

高齢者がいる家庭では、かむ力や飲み込む力に合わせて食品を選ぶことが大切です。

例えば、硬い乾パンが食べにくい方には、おかゆややわらかいレトルト食品なども候補になります。

  • おかゆ
  • やわらかいレトルト食品
  • 食べ慣れたスープ
  • 本人に合った栄養補助食品
  • 飲み込みやすさに配慮された食品

ただし、飲み込む力に問題がある方は、やわらかければ安全というわけではありません。

食品の形状やとろみなど、普段の食事で必要とされている配慮に合わせて準備しましょう。

食物アレルギーや持病がある場合

食物アレルギーがある方は、一般的な支援物資に食べられない食品が含まれている場合があります。

また、糖尿病や腎臓病などで食事制限がある方も、通常の非常食では対応しにくいことがあります。

特にアレルギー対応食品などの特殊な食品は、少なくとも2週間分の備蓄をすすめている自治体もあります。

普段から安全に食べられる商品を選び、必要に応じて主治医や管理栄養士に相談しておくと安心ですね。

食料以外の防災用品も必要

非常食と水がそろったら、それを使って生活するための用品も確認しておきましょう。

防災用品 主な用途
カセットコンロ 調理や湯沸かし
カセットボンベ コンロの燃料
携帯トイレ 断水時の排泄
ウェットティッシュ 手や身の回りの清潔保持
紙皿・紙コップ 食器洗いに使う水の節約
割り箸・スプーン 非常食を食べるため
懐中電灯 停電時の照明
モバイルバッテリー スマートフォンの充電
常備薬・必要な医薬品 健康管理や治療の継続

特に携帯トイレは、忘れずに備えておきたいものの一つです。

1人1日5回使用するとして計算すると、3日分で15回分、4人家族なら60回分が目安になります。

また、カセットコンロは便利ですが、密閉された場所で使うと一酸化炭素中毒の危険があります。

製品の取扱説明書を守り、十分な換気ができる場所で使用してくださいね。

非常持ち出し袋と自宅の備蓄は別に考える

もう一つ確認しておきたいのが、非常持ち出し袋と自宅の備蓄の違いです。

自宅の備蓄は、家で避難生活を続ける場合などを考えて、最低3日分、できれば7日分を準備します。

一方、非常持ち出し袋は、安全に避難するために持ち運べる量を考えて用意するものです。

1人3日分の水だけでも約9kgあります。

食料やほかの防災用品まで入れると、かなり重くなってしまいますよね。

そのため、避難時に必ず3日分すべてを持ち出すという全国一律の決まりではありません。

津波や火災、土砂災害などの危険が迫っているときは、荷物よりも安全な場所への避難を優先してください。

まとめ:非常食が3日分必要な理由

非常食がなぜ3日分必要なのかというと、災害直後は人命救助が優先され、食料や水などの救援物資が届くまで時間がかかることがあるからです。

ただし、3日経てば必ず支援が届くというわけではありません。

災害の規模によっては物流やライフラインの復旧が長引くため、最低3日分、できれば1週間分の備蓄がすすめられています。

非常食を備えるときに覚えておきたいこと

  • 非常食は最低3日分、できれば7日分を目標にする
  • 1日3食なら1人3日分は9食が目安
  • 飲用・調理用の水は1人3日分で約9L
  • 4人家族なら36食分と36Lの水が基本の目安
  • 主食だけでなくおかずや野菜類も組み合わせる
  • 加熱せずに食べられる食品も準備する
  • ローリングストックなら普段の食品も活用できる
  • 家族の年齢や健康状態に合わせて備える

4人家族の非常食をまとめて準備したい場合は、ピースアップのような36食入りの長期保存食セットも選択肢になります。

ただ、非常食セットだけでは、水やおかずなどが不足する場合もあるので、必要なものを確認して買い足しておきましょう。

今回紹介した食事や水の量は、あくまで一般的な目安です。住んでいる地域の災害リスクや家族の健康状態などによって、必要な備蓄量は異なります。

防災対策や商品の最新情報について、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

非常食は、災害が起きてからでは思うように買えないこともあります。

まずは家にある食品と水を確認して、足りないものを少しずつ増やしてみてくださいね。